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神保のデモは5日の最終プログラム。 私たちは2日の午前中に会場となるシカゴ・ヒルトンホテルに到着し、日本から別便で送った荷物をほどき、早速作業開始です。持参した資材を仕分けして準備場所に運び、作業内容別に分かれました。 飛行機での長旅の疲れもあり、明日からの厳しい作業に備えて、この日はほどほどのところで作業を切り上げて終了となりました。 |
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翌3日、朝から作業班ごとに分かれてそれぞれの仕事に取り掛かります。 今回は細かい作業が多いので、まさに「時間との戦い」です。朝食も昼食も外出せずにツアコンの方に調達してもらうなど、時間を節約してのマンパワーです。 徐々に出来上がってくるデモの土台に、他国チームのメンバーも自分達の作品造りの手を止めて、興味深そうに覗きに来ていました。 しかし折角シカゴまでやってきて「大変」なだけではありません。この日はすぐ近くのミシガン湖でアメリカ独立記念日の花火大会があるということで、夜には作業を一時中断してみんなで花火見物に出かけました。長袖のパーカーを羽織っていても寒いくらいの中で見た花火は、一旦始まったらノンストップでひたすら打ち上げまくり!! 日本とは全く違った風情に私たちはビックリでしたが、現地の人たちは大いに盛り上がっていました。 |
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明けて4日、各作業班とも残り時間を見据えて厳しい表情になってきました。 明日の本番までに間に合うか、いや間に合わせなくては!ということで、手の空いた人も休む間もなく人手の足りない持ち場に走ります。今回は作業場が数箇所に離れているため、うまく連携をとらないと進行状況が把握出来ないという厳しい状況で、全てを仕切っている神保もいつも以上に慎重に指揮をとっていました。 連日朝から夜遅くまでの作業に、チームのメンバーにも疲労の色が濃くなってきました。 |
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さて、いよいよ本番の5日です。 最後まで間に合うかどうか心配だった作品も奇跡的に仕上がり、みんなの表情も疲れの中にようやく笑顔が覗くようになりました。ステージのフォローにあたるスタッフは作品の出しいれなどのリハーサルに余念がなく、ウエディングショーの着付け担当のメンバーもモデルさんにメイクを始めました。その他のメンバーも作品運搬の担当や手順の確認に忙しく、神保も通訳の箸本さん、作品解説を担当してくださるダミアン・コウAIFDと細部まで念入りに最終チェックにあたっていました。 会場はおよそ1000人は入れる程の大きなボウルルーム。かなり幅広いステージの両側にはスクリーンが用意されています。予めステージ上にセットしておく作品をスタンバイし、客席に資料やパンフレットなどを配り終えて全ての準備が整いました。開場とともに多くのお客様が我先にと前方の見やすい席へ着かれました。 いよいよデモンストレーションのスタートです! |
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今年のシンポジウムのテーマは「コラボレーション」。 神保は "Traditional Culture, Contemporary Beauty" というタイトルで、「和」をテーマにした日本の美意識を打ち出しました。帯を土台にプリザーブドをあしらったアレンジ、帯をたらして扇子や和飾りを加えたスクリーンデザイン、行灯をイメージした作品などを紹介したあと、打ち掛けを纏った花嫁をモデルにしたウエディングブーケショーです。 ブーケも扇を重ねたもの、帯の生地を用いたもの、傘をイメージしたものなど多彩で繊細な仕上がりに、会場から驚きのため息や賞賛の言葉が聞かれます。 花材はプリザーブドフラワーが中心で、生花の持ち味を生かしたいデザインについては現地で花を調達。総作品点数はブーケ7点、スクリーン4点、パテーション7点、アレンジなどで30点余りとなりました。 およそ45分あまりのデモは始まってしまえばあっという間。最後は私たちサポートスタッフも全員壇上にあがり、スタンディングオベーションの嵐に包まれました。会場のお客様の満足そうなたくさんの笑顔を目の当たりにして、数日間の苦労も充実感へと変わっていきました。 |
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デモ終了後は作品ブースに移動した作品に、これまたたくさんのお客様がカメラを向け、近くによってじっくり見ていたのが印象的でした。そして花嫁衣裳を纏ったモデルさんはやはり大人気!こんなに豪華な日本の打ち掛けをアメリカで見る機会がないせいか「一緒に写真をとって欲しい」というお客様が目白押しでした。 そして神保は……書籍販売コーナーでサイン会。 ここでも多くの方が本を手に取ってお求め下さり早々に売切れてしまいました。 |
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デモ翌日の6日。 全員で朝から作品展示ブースにあった作品を撤収し、日本へ向けての荷造りです。 終了後はつかの間の自由時間ということで、買い物に行く人、美術館に行く人、散歩に出かける人、シンポジウムのデモを見学する人など、三々五々繰り出していきました。 そして夜はシンポジウム最後のプログラムであるフェアウェルディナーパーティー! 日本ではめったに味わうことの出来ない服装コードが「正装」のパーティで、男性はタキシード、女性はイブニングドレス着用。それにAIFDらしく、自分で作った花のコサージやアクセサリーを何か身に付けるのが決まりとなっています。 神保より今回のテーマに合わせて「女性は出来るだけ着物で参加」との通達があり、メンバーのほとんどが着物でした。やはり20名余りが着物で集まるとそれは豪華で、周りのお客様からも「Beautiful!」「Pretty」という言葉をたくさん頂きました。ディナーのあとはダンスタイムで、遅くまでシカゴ最後の夜を満喫しました。 |
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いかがでしたか?当日の雰囲気を少しでもお届けできれば幸いです! 秋桜花ではおよそ年に1回、皆さんに海外で勉強出来る機会を作っています。 詳細が決まり次第、このHPでもお知らせいたしますので、どうぞ一度ご参加下さい。 |
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