秋桜花サマースクール

秋桜花サマースクール
in ローザンベリー多和田 開催報告

去る9月2日(水)・3日(木)、広大な自然に囲まれ、四季折々の花が美しいイングリッシュガーデンが人気のローザンベリー多和田にて、「秋桜花サマースクール」を開催しました。
ローザンベリー多和田は滋賀県・米原駅から車で15分ほど。
山々に囲まれた広大な丘にファームガーデン、イングリッシュガーデン、牧場やカフェが広がる緑あふれる豊かな場所。
その中でも「6月にできたばかり」というマナーハウス(英国で、領主や貴族をもてなす荘園の館)がレッスン&デモ会場とあって、参加の皆様も会場に着くなりあまりの豪華さにビックリ!勢いテンションが上がります。

セミナーは大淵郁子先生・神保豊のデモンストレーションから。
大淵先生は植物を根付きのまま生かした、独自のボタニカルデザインが人気。
トクサをすだれ状に編んだ土台を仕込んだ器に、根付きのデンファレの水苔を一旦外して扱いやすくまとめなおしたものを差し入れたデザイン、グリーンを用いた壁面デザイン、ローズマリーの枝で動きを出したバスケットデザインなどを披露しました。

神保もこの日はプランツキャビンの作品を披露。
植物を、いわばポットから出した土付きの状態で土台やストラクチャーに配するデザインです。
植生を考えた花材の組み合わせのバスケットデザイン、多肉植物を生かしたミニアレンジ、グリーンを涼し気に組み合わせた下垂形のスタンドアレンジです。

1日目のワークショップは大淵先生ご指導の下、コチョウランとエアプランツを、サラシミツマタを用いた土台にとめつけるデザイン。
ミツマタの土台に、根付きのコチョウランをどう魅せるのか、また根の無いエアプランツを挟みとめる土台をどのように作るかが課題です。

2日目は前日より幾分早いスタート。
同時開催のワールドプリザーブドフラワーコンテストの作品や、マナーハウス内に改めてディスプレイされた前日のデモ作品などを鑑賞してからの、セミナースタートです。
この日もまずは大淵先生と神保のデモンストレーションから。
大淵先生は、紙の原料にもなるコウゾの枝を土台にしたパーテーションデザインと、自作のモスシートを巻いたリースデザイン。どちらも植物を根付きのまま使うからこその味わいがある作品です。

神保はグラスチューブの利点を生かした切り花の作品2点とグリーン主体のスタンドアレンジの3作品。
1つ目は竹のすだれを用いた土台にグラスチューブをセットし、花材を交差のテクニックで魅せた作品で、すだれの土台にウエーブをつけるのが隠し技。
2つ目は、グラスチューブを自在ワイヤーとビーズで連結させた土台が可愛らしい、涼し気なデザイン。
3つ目は多様なグリーンの個性を十二分に引き出した上に、効果的に花を加えた大型デザイン。

サマーセミナーと同時開催の「ワールドプリザーブドフラワーコンテスト」も、このマナーハウス内に作品が展示されました。
今回のテーマは「薔薇の贈り物」。
外国映画に出てくるような優雅な空間に展示された作品は、まるで「この場所」に飾るために作られたかのように見えました。
ローザンベリー多和田にいらっしゃった一般のお客さまからも「わぁ、綺麗!!」「ステキですね~」と感嘆の声が寄せられました。
気に入った作品に人気投票が出来るとあって、一つ一つ丁寧に作品を見入っている方が大勢いらっしゃいました。
展示された作品の一部をご紹介いたします。

応募されたたくさんの作品の中から、審査員と会場にお越しいただいた皆様からの投票の結果、最優秀賞・優秀賞・優良賞は以下の作品となりました。

いかがでしたか?
ダイジェストでお届けしましたが、当日の雰囲気を感じて頂けましたでしょうか?

フラワーデザインスクール秋桜花では、これからも皆様にお楽しみいただけるレッスンやイベントを企画いたします。
決まり次第、当ホームページやFacebookページでお知らせしますので、どうぞお楽しみに!!

ブライダル装花・ご葬儀・弔事の装花

秋桜花
東京都新宿区四谷2-2-5 小谷田ビル3F
0333589731


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